ラフタークレーンのブームに直接アースオーガーをとりつけるSKT工法は、従来の工法と比較して、その機動性や杭打ち精度を飛躍的に高めることに成功しました。
最大の特徴は打設場所を選ばないこと。クレーンの旋回性能をもち、狭い市街地や段差のある場所、斜面や法面などあらゆる現場で施工できます。
リーダーを取外したのでオーガーの削孔能力も抜群。そのうえクレーンの起伏シリンダーを利用した強制掘進機構の採用で硬質岩盤や転石、地中障害物に対する掘削力も驚異的にアップしました。より深く、より強く、より高精度な低振動・低騒音施工が可能です。
ラフタークレーンにアースオーガーを搭載することで軽量化とすばやい移動が可能になりました。
軌道敷内やアーケードなど市街地の狭い現場にも進入可能。
三点式杭打機の入らない現場、ロックオーガーが使えない、上空制限がある、
密接作業ができないなど”制約のある場所”にすこぶる強く、段差打ちや距離の離れた場所への施工もこなす、
場所を選ばない特殊アースオーガー工法です。
垂直精度の保持は、外測計器のほかラフタークレーンにセットしたコンピューター制御装置によりパーフェクトに近づきました。
組立移動や解体も簡単なので、大幅な時間短縮もできます。
